私のように矯正装置を途中で変える場合、後戻りはどうなるの?

私は現在、ゴムかけ装置

= カリエールディスタライザー と

顎間ゴムを併用した非抜歯矯正をしています。

カリエールディスタライザー ゴムかけ 斜めの角度 201612-01
カリエール・ディスタライザー

治療プランは、

噛み合わせ位置を治しながら前歯に隙間をあける

↓ ~半年後~

ブラケットワイヤーに変えて隙間を埋める

状況を見て抜歯矯正に移るか

そのまま非抜歯で終えるかを決める

2016年12月に治療開始、

予定通りいけば2017年6月に矯正装置が変わる

このような予定になっています。

噛み合わせを治すと

上の前歯に隙間が出来ます。

そのタイミングでゴムかけ装置を外し、

ブラケットワイヤーに つけ替えて

前歯の隙間を埋めていきます。

( = 出っ歯を引っ込めていきます。)

予定通りいけば今年の6月頃に

ブラケットワイヤーに変わるわけですが

ここでふと疑問が。

装置を付け替えたら

噛み合せが元に戻ってしまうのでは?

俗にいう後戻りです。

歯列矯正における『後戻り』とは

矯正前の歯並びに戻ってしまうことです。

どんな矯正装置を使っても

装置を外した後は

元に戻ろうとする力が働きます。

では、なぜ元に戻ろうとするのか。

ここから先は自分で調べたことをまとめます。

※自分の備忘録です

▼この記事に書いてあること▼

・矯正治療中に歯が動く仕組みについて

 ・歯根膜のこと

 ・破骨細胞 / 骨芽細胞のこと

 ・歯が動く仕組み まとめ

・矯正治療中の歯の動くスピードと保定期間のこと

・矯正装置を途中で替えた場合、後戻りはどうなるの?

歯列矯正で歯が動く仕組みについて調べてみました

※私は医療従事者ではありません。

自分で調べたことを自分なりにまとめているだけです。

原動力となる歯根膜(しこんまく)

歯の根元(=歯根/しこん)

歯槽骨(しそうこつ)とよばれる骨の中に埋まっており

歯槽骨によって歯は支えられています。

そしてその歯槽骨と歯根の間には

歯根膜(しこんまく)とよばれる

クッションの役割をする組織があります。

歯の断面図

この歯根膜は常に一定の厚さを保とうとします。

装置を使って歯に力が加わることで

歯根膜は力が加えられる側の膜が縮み、

反対側は伸びます。

出っ歯で例えるなら、

犬歯を奥歯の方へ移動させる時に

奥歯側の膜が縮み、

前歯側の膜が伸びるということ。

(歯の動く方向を思い浮かべると分かりやすい。)

歯の動くしくみ

縮む側には骨を溶かす細胞(=破骨細胞/はこつさいぼう)が生まれます。

破骨細胞とは

骨を溶かして吸収する細胞のこと。

古い骨のカルシウムやコラーゲンを酸や酵素で溶かし、

溶けたカルシウムは再び血管を通り体内へと運ばれていきます。

破骨細胞の働きによって、

(歯根膜が)縮む側の歯槽骨は少しずつ溶けていく

(骨を溶かして吸収しながら進んでいく…というわけ。)

一方で、反対側の伸びてしまう歯根膜は

こちら側には新しい骨を作る細胞(=骨芽細胞/こつがさいぼう)が生まれます。

骨芽細胞とは

新しい骨をつくる働きをもつ細胞のこと。

コラーゲンを作り出し、

そこにたんぱく質が上塗りされ、

血液中から運ばれてきたカルシウムが

自然に付着することで新しい骨ができあがります。

骨芽細胞の働きによって、

(歯根膜が)伸びる側の歯槽骨は骨が作られてい

矯正治療で歯が動く仕組み まとめ

・歯の根元は歯槽骨(歯茎の中にある骨)に埋まっている

・歯の根元には歯根膜が張ってあり、一定の厚みを保っている

・矯正治療中は歯に力が加えられる側の歯根膜は縮み反対側は伸びる

・歯根膜が縮む側には破骨細胞(骨を溶かす)

伸びる側には骨芽細胞(新しい骨を作る)が生まれる

歯根膜の常に一定の厚さを保とうとする性質が

骨の破壊と再生を繰り返し、

歯が動く(移動していく)…ということになります。

矯正治療中の歯の動くスピードと保定期間について

矯正治療中、歯は1ヶ月に約1mm動くといわれています。

※サイトによって0.3mm~0.5mmと記載しているところも有り

10ヶ月で約10mm(約1cm)、

24ヶ月(2年)で約24mm(約2.4cm)、

36ヵ月(3年)で約36mm(約3.6cm)…

長い年月、ゆっくりと時間をかけて歯は動いていき、

また、

歯は骨の破壊と再生を繰り返しながら動いているので

矯正装置を外した後の歯槽骨は不安定な状態になっています。

その不安定な骨をしっかりと固める為に

保定装置(リテーナー)を装着します。

保定期間と呼ばれる期間で、

歯を動かした月日と同じ月日だけ

リテーナーを装着する必要があります。

(※あくまでも目安)

矯正装置を途中で変えた時の後戻りの心配

やっと本題に移れる(笑)

歯の動く仕組みが分かった所で、

私は現在、カリエール・ディスタライザーという

矯正装置を使って『ゴムかけ』をしています。

冒頭にも書いた通り、

半年後に今の装置を外して、

ワイヤーブラケットに変えます。

そう、途中で装置を変更します

と、なると、

前歯の隙間をワイヤーで閉じている間に

上の奥歯が後戻りするのでは?

と不安になりました。

不安になったので先生に質問してみました。

後戻りは多少あるのでワイヤー装置に変わってもゴムかけは続けます。」

ブラケットワイヤーにも

ゴムをひっかける場所があるので

ゴムかけを続行していくと説明を受けました。

ただ、治療経過を見て

ゴムをかけを一時中断することもあるようです。

最後に

どんな形で矯正治療をしても

やはり後戻りは避けて通れないようです。

せっかく綺麗になった歯並びを元に戻さないために

リテーナー(保定期間)がとても重要なわけですね。

(私はまだ当分先の話ですけど。)

今回自分でも歯の動く仕組みについて

色々調べて勉強になりました。

歯列矯正への理解が深まると

『治療のひとつひとつに

キチンと意味があるんだなぁ~』

と治療を受ける側も心に余裕が持てる、

そんな気がします。

もちろん最も信頼・信用すべきは

担当医であることに違いありません。

自分で得た知識は参考程度に胸にしまい、

お世話になっている先生の話を聞くこと、

疑問に思うことがあれば

まずは先生に相談する、

それが矯正ライフを円滑に送る秘訣だと思っています。

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