[非抜歯 終了] 歯はこれ以上動かない&抜歯矯正の説明を受けました

表側装置(セラミックブラケット)での非抜歯矯正終了 20171118 後半) ワイヤー矯正 調整日の記録

治療終了を告げられました

ウルトラスーパー出っ歯の自分が

非抜歯矯正を開始してから

1年が経とうとしています。

カリエールディスタライザーとゴムかけで非抜歯矯正開始 2016年12月

今日も診察が始まると、いつも通り

まず最初に歯並びを確認します。

「噛み合せも良くなったし、
唇も以前よりは閉じやすくなったと思います。」

と前置きのあと…

「上の歯はもうこれ以上動きません。」

そう告げられました。

前々回から上の歯のワイヤーを

太いものに交換しない時点で

なんとなーく察してはいましたが…

ついに…終わりですか。

「治療の過程を見て抜歯をする・しないを
決めてもらって良いですよ。」

1年前、先生からそう言われました。

非抜歯でこのまま終えるか否かの

最終確認をされた後、

抜歯を検討しています。」と伝え、

その方向で話が進みました。

抜歯矯正について色々説明を受けたので

まとめます。

▼この記事に書いてあること▼

・今後の予定について

 ・抜歯予定の歯について

 ・抜歯後の治療法は2通りある

  ・インプラント(アンカースクリュー)

  ・上顎に装置をつける(ホールディングアーチ?)

  ・インプラントと上顎装置、それぞれの違いについて

・後戻りしているのでゴムかけ再開

抜歯矯正へ変更、今後の予定について

抜歯予定の歯

第一小臼歯(上4番)上下2本ずつです。

上の第一小臼歯
下の第一小臼歯

抜歯後の矯正治療は2通りある

1.インプラント

歯科矯正用アンカースクリューといって

矯正用の小さなスクリュー(ネジ)です。

※現在(平成29年)、薬事承認済み

アンカースクリューを

上の奥歯の歯茎(顎骨)に埋め込む

= 奥歯を固定する土台になる

前歯6本を奥へ引き下げる

治療終了後はスクリューを抜く

メリット

・前歯6本を一度に けん引できるので

治療期間を短縮できる

・口の中の違和感が少ない/ほとんど無い

デメリット

※私の場合

・埋め込み手術は提携している歯科医で行う

・保険適用外なので1本につき3万円の費用が発生する

・歯茎に麻酔を打ってからネジを打つので人によっては痛みがある

・万が一、インプラントが取れた場合は着け直すことになる

2.上顎に装置をつける

その場で実物を見せてもらいました。

(帰宅して調べたところ恐らく

ホールディングアーチのことだと思います。)

上顎装置を装着

まずはじめに犬歯だけを引き下げる

犬歯が予定の位置まできたら

残りの前歯4本を引き下げる

上顎の装置は毎調整時に取り外して

水洗いをして使い回す。

メリット

・今通っている矯正歯科で型をつくるので別途料金が発生しない

デメリット

・犬歯と残りの前歯で2段階に分けて引き下げるので

インプラントに比べて治療期間が約半年延びる

・口の中の違和感が大きい

アンカースクリューと上顎装置は果たす役割が違う

アンカースクリューと上顎装置、

どちらで抜歯矯正をすると良いのか、

そもそも二つの違いは何か、

先生の説明を参考にまとめました。

私の歯で例えますと…

第一小臼歯を抜歯した後、

ワイヤーで隙間を閉じるときに

奥歯も前方へ動いてしまいます

(前から・後ろから隙間を埋めようとする力が働きます。)

歯の動く仕組み-抜歯後

それを防ぐ為の役割が

アンカースクリュー上顎装置になるわけですが、

アンカースクリューは顎骨に埋め込むことにより、

そこが固定源となります。

(私の場合は第一大臼歯の上辺り…になるそうです。)

歯科矯正用アンカースクリューで奥歯を固定
インプラントの場合

上顎装置は上の奥歯(第一大臼歯)に

金属の輪っか(バンド)を嵌めます。

ですが、アンカースクリューと違って

固定源になるわけではなく、

奥歯が前歯の方へ移動するのを

防止する役割を果たします。

ナンスのホールディングアーチで奥歯を固定
ホールディングアーチの場合

つまり、

上の奥歯に はめる輪っか(バンド)は

歯を完全に固定できるわけではありません

先生の説明によると

上顎装置の場合、

奥歯が若干前に動く可能性はあるので

その時はゴムかけと併用していく

おっしゃっていました。

アンカースクリューは

土台の役割をする部品に対し、

ホールディングアーチは

現状維持する為の部品…

と考えていただければ良いと思います。

(少なくとも私の解釈はこういう感じ。)

尚、先生のお話によると

アンカースクリューの方が

主流になってきているそうです。

「次回診察時にお返事を下さい。」

と言われ、

ワイヤーを変えることなく診察を終えました。

ゴムかけ再開

そして、ゴムかけが再開しました。

左右の犬歯が若干 前へ移動している、

特に右の方が動きが大きいと言われました。

後戻り-半年前との比較画像
← 左 右 →
上の犬歯が若干手前に移動しています

写真の上段は今年の6月、

噛み合わせが理想の位置まで来たときです。

下段は半年後、つまり現在。

上の犬歯が下の歯と歯の間より

少し前に移動しています。

写真で比べるとよく分かる(^^;)

右側(写真向かって右)は犬歯だけでなく

第一小臼歯も前方へ移動しています。

後戻り防止のゴムかけを中断したのが7月。

7月は下の歯にブラケットを着けたときで

イレギュラーな歯の動きを防止する為に

ゴムかけが終わりました。

この5ヶ月間、

ゴムかけ無しで過ごしていたら

奥歯が前へ移動した、

要するに後戻りしてしまいました。

歯は常に変動しているということですね。

非抜歯の方が後戻りが早いと言われていますし…。

そんなわけで、

クーガのゴムを渡されました。

エラスティックス 顎間ゴム-クーガのゴム
お久しぶりなクーガのゴム

数ヶ月ぶりのゴムかけで

『こんなにキツかったっけ?!!』

と思ってしまうほどキツいです。

お口が開きません。。。

非抜歯矯正終了を告げられて…

遂に非抜歯矯正が終わってしまいました。

ちょうど1年になるのかな。

もう少し歯が引っ込んでくれれば

このまま終えたのだけど… … …

うーん…まあ、それだけ自分の歯が

前へ出ていたということですね(苦笑)

そういえば、

アンカースクリューと抜歯、

どちらを先に行うかのかが分からないので

先生に質問メールを送りました。

返ってきた返事を

次の記事でまとめました▼

インプラントが先か、抜歯が先か… この後の流れについて質問しました

この記事を読んだ方はこちらの記事も見ています

この日の診察は上の歯を抜歯した後の治療法の説明でした。

下の歯を抜歯した後の治療法は

上の歯と一部異なります。

よろしければご覧ください▼

非抜歯矯正 ビフォーアフター集

非抜歯矯正の前半

2016年12月(非抜歯矯正開始) ~ 2017年6月までの振り返り

カリエールで噛み合わせの矯正と

前歯に隙間を作ることを並行していました

非抜歯矯正の後半

2017年6月 ~ 同年11月(非抜歯矯正終了)までの振り返り

カリエールで作った前歯の隙間を

ブラケットワイヤーで閉じていく&

下の歯の歯列もワイヤーで整えました

非抜歯矯正 ビフォーアフター

2016年12月(非抜歯矯正開始)と

2017年11月(非抜歯矯正終了)の比較写真が載っています

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